人は日々、大なり小なり紫外線を浴びています。
この紫外線などの刺激を伝えて『メラニン生成の信号を送る情報伝達物質の働き』を阻害する美白成分と、
『メラニン生成に必要な酵素(チロシナーゼ)の働き』を阻害する美白成分とがあり、
美白化粧品にはそれらの美白成分が含まれているのです。
情報伝達物質の働きを阻害する美白成分には、
『カモミラET』『トラネキサム酸』などがあります。
チロシナーゼの働きを阻害する美白成分には、
『ビタミンC誘導体』『アルブチン』『コウジ酸』『エラグ酸』『ルシノール』『プラセンタエキス』などがあります。
チロシナーゼ自体を減らす美白成分には、
『マグノリグナン』『リノール酸』などがあります。
これらの成分は、厚生労働省が「効果が期待されるもの」医薬部外品として指定していますので、
美白化粧品を選ぶ際の参考にするといいですね。

出来てしまったシミはどうやって薄くしていったら良いのか?

それには、肌のターンオーバーを正常に促進していくことが大切です。
ターンオーバーによって、メラニン色素やシミは古い角質と一緒に排出されていきます。
週に一度くらいを目安に、肌のピーリングを行ってターンオーバーを促進していきましょう。
また、ピーリング後の肌には美白成分をしっかり浸透させられる、という副産物もあります。
また、体の中からのシミ予防・シミ排出も大切です。
ビタミンCは、メラニンの沈着を抑え、
出来てしまったメラニン色素を還元してシミを薄くしてくれる働きがあります。
メラニンを抑制して、ターンオーバーを促進させたいなら、
美白サプリメントを検討するのもよいでしょう。
参考:ビタミンC1,000mgに加えL-システイン最大量240mg配合『ミルセリンホワイトNKB』

ビタミンAには、新陳代謝を促進することでシミを排出してくれ作用があります。
そしてトマトなどに含まれているリコピンには、
抗酸化作用によりチロシナーゼの活性を阻害してくれます。

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生のトマトよりも加工したトマト製品の方に多く含まれていて、
油と一緒に調理すると吸収率が上がります。これらを積極的に摂る事も、シミ対策には不可欠です。
以上を踏まえて、紫外線対策を行いつつ、
コツコツと根気強く、美白対策を続けていくことが大切なようです。
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