年齢とともに気になる肌悩みとして上位にランクインしてくるのが「シミ」ですよね。
どれだけ気をつけていても、突然思わぬ場所に現れて、いったんできたらなかなか治りにくい厄介なシミ。
このシミを改善するために効果的なことをご紹介しますね。

なぜシミができるの?

img/fotolia_48375084_xs.jpg" style="max-width:250px;max-height:250px" alt="頬にできたシミにがっかりしている女性" />

そもそも、シミって、どのようにしてできるかご存じでしょうか?
私たちのお肌の中には「メラノサイト」と、呼ばれる「シミの製造工場」があります。
この工場で「メラニン」と呼ばれるシミの元が生産されるのです。
でも、この「メラノサイト」実は、お肌を守るために存在するんですよ。
元来、紫外線の刺激というのは人間にとって大敵でした。
その刺激から肌内部を守るため、「メラノサイト」で「メラニン」を生産し、
肌の色を黒くして刺激を和らげていたのです。
だから紫外線の多い熱い国の人の肌ほど色黒、
ほとんど日光のささない北欧の人の肌ほど色白なんです。
紫外線から肌内部を守る必要のない白人の人は、日焼けをしても赤くなるだけですぐ元に戻ります。
これは、「メラノサイト」がほとんど活動していないからなんですね。

img/fotolia_48336253_xs.jpg" alt="頬杖をついている女性" />

では、私たち黄色人種はどうでしょう?
実は、一番、たちが悪い「メラノサイト」を持っていると言えます。
肌を真っ黒にする必要はないけれど、適度に黒さを保つため、
いつも活発に活動するシミの生産工場を肌内部に抱えている状態です。
常々、活発に動こうとしている工場ですので、そこに紫外線等の刺激があると、さあ、大変!
あっという間に、その工場にフル稼働のスイッチが入って、せっせと「メラニン」を作りはじめます。
この過剰に作られ過ぎた「メラニン」の状態がシミなんです。
私たち黄色人女性の肌は、残念ながらシミができやすい肌と言えるんですよ。

シミを消したかったら、「シミのもと」でメラニンをつくらせないこと!

img/fotolia_76878970_xs.jpg" alt="両掌をほほに当て喜んでいる女性" />

なので、シミを改善しようと思ったら、できてしまった「シミ」の色を薄くする成分だけではだめなんです。
いくらシミを薄くする成分を使っても、工場が働き続けている限り、ずーーっと「シミの元」は生産され続けます。
これでは、いたちごっこ!
「シミを消すというクリームを塗っているのに、なかなか効果が出ない・・・」
これは「シミ」のメカニズムを正しく理解せずお手入れしている結果なんです。
では、どうしたら「シミのもと」を作る生産工場を止めれるでしょうか?
一番おすすめなのは「ハイドロキノン」という成分配合の化粧品でのお手入れです。

ハイドロキノンで透き通った色白肌へ!

img/fotolia_47672455_xs.jpg" alt="手のひらを頬にあて、目をつむっている女性" />

「ハイドロキノン」とは、元々写真の現像の際、還元剤として使われていたものです。
この時、写真を現像作業する人の手は一様に白いことから、肌への美白効果、シミ治療効果があることが分かりました。
アメリカでは、この成分を早くから化粧品に使用し、美白成分の代表と位置づけられています。
しかし、日本では美白効果が強すぎるという理由で、
医師の管理下のもと、お医者様がシミを治療する際にのみ使用が許可されていました。

ハイドロキノンは、なぜそれほどの効果が出るのか?

img/fotolia_49158725_xs.jpg" alt="頬杖をつき、上目遣いをしている女性" />

実は、「ハイドロキノン」は「メラニン」=シミの色を濃くさせない作用に加えて、
なんとシミの生産工場である「メラノサイト」そのものを減少させる効果があるからです。
生産フル稼働に入った工場の量が減れば、シミの元である「メラニン」の量も減ります。
その減ったところで、シミの色を薄くしていけばシミは必ず目立たなくなりますよね。
この肌にうれしい2つの働きを同時に行ってくれることから、「ハイドロキノン」は「お肌の漂白剤」と呼ばれています。
その「ハイドロキノン」が皮膚科に行かなくても、身近に使えるようになったのは2001年のことです。
薬事法が改正され、化粧品に使用できるようになりました。
美容に詳しい人達の間では、「本気で美白したければ、ハイドロキノン配合の美白化粧品」というのは、もう常識です。

シミの種類

img/fotolia_53332213_xs.jpg" alt="手鏡を見ながら、肌の調子が悪いことを嘆いている女性" />

そして、シミには色々、種類があるんですよ。
先ほどお話した紫外線が原因のものの他に、体の中のことが原因でできてしまうものもあります。
例えば、「肝斑」と呼ばれる左右対称にぼんやり広がるシミ。
これは、30代後半くらい~女性ホルモンのバランスの崩れがきっかけでできるシミだと言われています。
また「炎症後色素沈着」と呼ばれるシミは、ニキビ跡や傷跡のことです。
このように、一口にシミと言っても原因も種類も異なるから、改善が難しかった面もあります。
でも、「ハイドロキノン」はお医者様に「治療薬」として選ばれた成分です。
ありとあらゆるシミに対応してくれるんですよ!

img/fotolia_58999209_xs.jpg" alt="白衣を着て、指差ししている若い女性" />

シミを治すには、美容外科でレーザー治療といった方法もありますが、
万が一、失敗したらシミ以上のトラブルにつながりかねません。
「ハイドロキノン」は効果が強すぎて、副作用がある・・・
と、ご心配される方もいるようですが、厚労省が化粧品への使用を許可するまでに何度も審査、検査を繰り返し安全性を確認しています。
でなければ、使用許可など出ません。
しかも「ハイドロキノン」は従来の美白成分と違い、効果が早く出ます。
これだけ美白に対していいことだらけの「ハイドロキノン」。
どうせ美白化粧品を選ぶなら「ハイドロキノン」配合のものを選びたいですね。
参考:【ビーグレントライアルセット】ハイドロキノンで薄くする
このエントリーをはてなブックマークに追加   

おすすめの記事